岡山製紙、今期経常を98%上方修正・4期ぶり最高益更新へ
3892岡山製紙【連結】
業績修正PDF
岡山製紙 <3892> [東証S] が12月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年5月期の経常利益(非連結)を従来予想の8億円→15.8億円(前期は6.9億円)に97.5%上方修正し、増益率が15.4%増→2.3倍に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
同時に、6-11月期(上期)の経常利益も従来予想の4.8億円→10.5億円(前年同期は3.2億円)に2.2倍上方修正し、増益率が46.8%増→3.2倍に拡大し、4期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2024年5月期第2四半期累計期間の業績につきましては、物価上昇による消費の抑制等の影響で段ボール原紙を中...
会社側からの【修正の理由】
2024年5月期第2四半期累計期間の業績につきましては、物価上昇による消費の抑制等の影響で段ボール原紙を中心とした板紙の需要が減退し、板紙事業においては販売数量が前年同四半期比で4.4%減少しましたが、前期に実施した製品価格改定の効果等で、売上高は前年同四半期比で増収となる見込みです。利益については、原料古紙や主な燃料であるLNGの価格は高い水準にはありますが、価格改定の効果等により大きく増益となる見込みです。 また、2024年5月期通期の業績予想につきましては、基本的には第2四半期までの状況が継続するものの、板紙需要の先行きが不透明であることや、物流に関するいわゆる2024年問題で製品の運送費の上昇が見込まれること、下期に大型修繕工事が集中すること等を受け、利益率はやや下がるものと予想しております。(注)本資料に記載されている業績予想に関する記述は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後種々の要因によって予想数値と異なる場合があります。
業績予想の修正
今上期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 23.06-11 | 5,600 | 440 | 480 | 336 | 72.6 | 9 | 2023-07-14 |
単独 |
| 新 23.06-11 | 5,834 | 999 | 1,050 | 728 | 157.3 | 9 | 2023-12-28 |
単独 |
| 修正率 | +4.2 | 2.3倍 | 2.2倍 | 2.2倍 | 2.2倍 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2024.05 | 11,000 | 720 | 800 | 560 | 121.0 | 18 | 2023-07-14 |
単独 |
| 新 2024.05 | 11,000 | 1,500 | 1,580 | 1,106 | 238.9 | 18 | 2023-12-28 |
単独 |
| 修正率 | 0.0 | 2.1倍 | +97.5 | +97.5 | +97.5 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 22.06-11 | 5,426 | 286 | 327 | 225 | 45.1 | 8 | 2023-01-12 |
単独 |
| 予 23.06-11 | 5,834 | 999 | 1,050 | 728 | 157.3 | 9 | 2023-12-28 |
単独 |
| 前年同期比 | +7.5 | 3.5倍 | 3.2倍 | 3.2倍 | 3.5倍 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022.05 | 10,084 | 687 | 755 | 591 | 118.5 | 16 | 2022-07-14 |
単独 |
| 2023.05 | 10,870 | 613 | 693 | 494 | 101.4 | 17 | 2023-07-14 |
単独 |
| 予 2024.05 | 11,000 | 1,500 | 1,580 | 1,106 | 238.9 | 18 | 2023-12-28 |
単独 |
| 前期比 | +1.2 | 2.4倍 | 2.3倍 | 2.2倍 | 2.4倍 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。