岡山製紙、前期経常を11%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も6円増額
3892岡山製紙【連結】
業績修正PDF
岡山製紙 <3892> [東証S] が6月28日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。24年5月期の経常利益(非連結)を従来予想の15.8億円→17.5億円(前の期は6.9億円)に10.8%上方修正し、増益率が2.3倍→2.5倍に拡大し、従来の4期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の経常利益も従来予想の5.3億円→7億円(前年同期は3.6億円)に32.1%増額し、増益率が44.8%増→91.3%増に拡大する計算になる。
業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の18円→24円(前の期は17円)に大幅増額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2024年5月期通期の業績予想につきましては、物価上昇による消費の抑制等の影響で段ボール原紙を中心とした板...
会社側からの【修正の理由】
2024年5月期通期の業績予想につきましては、物価上昇による消費の抑制等の影響で段ボール原紙を中心とした板紙の需要が減退し、板紙事業においては販売数量が前年同期比で3.1%減少しましたが、前期に実施した製品価格改定の効果等で、全体の売上高は予想数値を上回る見込みです。利益については、原料古紙や主な燃料であるLNGの価格は高い水準にはありますが、価格改定の効果等により増益となる見込みです。
当社は、株主の皆様に対し安定配当を継続する方針のもと、将来の企業体質の強化を図るため、内部留保の充実を考慮しつつ、業績等を総合的に勘案し株主の皆様に対する利益還元を実施していく方針であります。本方針のもと、2024年5月期の期末配当金につきましては、1株当たり9円を予定しておりましたが、上記の2024年5月期通期業績予想の修正や、直近の財務状態等も総合的に勘案した結果、期末配当金を1株当たり15円に増配し、年間配当予想は中間配当金9円と合わせ、1株当たり24円の見込みとしております。 (注)本資料に記載されている業績予想に関する記述は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後種々の要因によって予想数値と異なる場合があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 23.12-05 | 5,166 | 501 | 530 | 378 | 81.7 | 9 | 2023-12-28 |
単独 |
| 新 23.12-05 | 5,666 | 651 | 700 | 422 | 91.2 | 15 | 2024-06-28 |
単独 |
| 修正率 | +9.7 | +29.9 | +32.1 | +11.6 | +11.7 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2024.05 | 11,000 | 1,500 | 1,580 | 1,106 | 238.9 | 18 | 2023-12-28 |
単独 |
| 新 2024.05 | 11,500 | 1,650 | 1,750 | 1,150 | 248.6 | 24 | 2024-06-28 |
単独 |
| 修正率 | +4.5 | +10.0 | +10.8 | +4.0 | +4.1 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 22.12-05 | 5,444 | 327 | 366 | 269 | 55.2 | 9 | 2023-07-14 |
単独 |
| 予 23.12-05 | 5,666 | 651 | 700 | 422 | 91.2 | 15 | 2024-06-28 |
単独 |
| 前年同期比 | +4.1 | +99.1 | +91.3 | +56.9 | +65.3 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022.05 | 10,084 | 687 | 755 | 591 | 118.5 | 16 | 2022-07-14 |
単独 |
| 2023.05 | 10,870 | 613 | 693 | 494 | 101.4 | 17 | 2023-07-14 |
単独 |
| 予 2024.05 | 11,500 | 1,650 | 1,750 | 1,150 | 248.6 | 24 | 2024-06-28 |
単独 |
| 前期比 | +5.8 | 2.7倍 | 2.5倍 | 2.3倍 | 2.5倍 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。