メディカル・データ・ビジョン<3902>は、病院経営を支援するシステムを提供する「データネットワークサービス」と、集めた診療情報を分析して提供する「データ利活用サービス」が事業の２本柱となっている。

足もとでは、ＤＰＣ（包括医療費支払い制度）分析ベンチマークシステム「ＥＶＥ」や病院向け経営支援システム「Ｍｅｄｉｃａｌ　Ｃｏｄｅ」のメンテナンス収入などが堅調に推移しているほか、大規模診療データベースを用いた製薬会社向け調査・分析サービスの売り上げも伸長。５月１３日に発表された１９年１２月期第１四半期（１～３月）の連結決算は、経常損益が１億２００万円の黒字（前年同月は３１００万円の赤字）に浮上した。

株価は５月２７日に年初来高値１５４４円をつけたあと、調整局面入りとなったが、１１００円台に位置する７５日移動平均線が下値をサポート。チャート上では５日移動平均線と２５日移動平均線とのゴールデンクロスが実現しており、８月中旬に予定される第２四半期決算発表に向けて再度上値を試す展開が期待される。（参）

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）

株探ニュース