MDVが買い気配、今期経常は2ケタ増で連続最高益、初配当と自社株買いの実施も発表
メディカル・データ・ビジョン <3902> が買い気配でスタート。10日大引け後に発表した19年12月期の連結経常利益は前の期比2.3倍の8億円に急拡大して着地。続く20年12月期も前期比11.9%増の9億円に伸び、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。
今期はデータ利活用サービスの好調が継続するほか、子会社の業績貢献も寄与し、19.2%の大幅増収を見込む。併せて、今期の年間配当は初配当となる3円にする方針とした。また、発行済み株式数の1.50%のあたる60万株(金額で6億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことも好感された。
併せて、19年12月末をもって株主優待制度を廃止することを明らかにしたが、こちらへの反応は限定的だった。
株探ニュース