データセクが急反発、25年3月期業績予想を上方修正
データセクション<3905>が急反発している。14日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を26億5000万円から33億1200万円(前期比48.6%増)へ、営業利益を8000万円から3億4200万円(前期2億1600万円の赤字)へ、最終利益を1700万円から2億1700万円(同12億6100万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。
グローバルでのAIデータセンターへの出資を行う「DS AI Infrastructure Global Investment Fund」(仮称)の設立準備が進捗し、25年3月期中の事業開始とGP報酬の収受が見込まれることになったことが要因。また、MSSの連結子会社化による業績影響を精査したところ、当初の売上高予想を上回る見込みとなったことも反映させた。
なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高5億3900万円(前年同期比19.7%増)、営業損益9100万円の赤字(前年同期7100万円の赤字)、最終損益9300万円の赤字(同8100万円の赤字)だった。
株探ニュース