モバファクが後場急落、駅トークンの販売延期など響き20年12月期業績予想を下方修正
モバイルファクトリー<3912>が後場急落している。午後0時15分ごろ、20年12月期連結業績について、売上高を32億9500万円~35億4600万円から28億1900万円(前期比11.6%減)へ、営業利益を10億400万円~13億300万円から8億1400万円(同26.7%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
消費者の鉄道を中心とした移動に対する抵抗感が残っていることに加えて、夏に先行版をリリースした「駅メモ! Our Rails」で想定した追加投資環境が整わない状況が続いていること受けて、各サービスのKPI改善を優先するとともに、駅トークンの販売を21年12月期へ延期する方針とし、業績予想を見直したという。
なお、同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高20億9300万円(前年同期比12.7%減)、営業利益6億2800万円(同23.1%減)だった。
株探ニュース