アイビーシーが急反騰、今期経常は35%増益へ、自社株買いも好感
アイビーシー <3920> が急反騰。14日大引け後に発表した18年9月期の経常利益(非連結)は前の期比21.3%増の2億0500万円で着地。連結決算に移行する19年9月期の同利益も前期非連結比34.6%増の2億7600万円に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。
今期はITインフラ投資やクラウドへの移行ニーズが拡大するなか、社内システムの性能監視ソフト「System Answerシリーズ」の販売が伸びるうえ、ネットワークコンサルティングも堅調に推移する見通しだ。今期から保険とITを融合したインシュアテックのスタートアップであるiChain社が子会社に加わる。
併せて、発行済み株式数(自社株を除く)の3.87%にあたる22万株(金額で2億6224万円)を上限に、15日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施すると発表しており、株主還元の拡充を好感する買いも向かった。
株探ニュース