ラクスが大幅6日続伸、第1四半期は積極投資による費用増吸収し増収増益
ラクス<3923>が大幅高で6日続伸し年初来高値を更新している。13日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高25億9000万円(前年同期比30.4%増)、営業利益5億900万円(同9.7%増)、純利益3億3500万円(同12.3%増)と増収増益となったことが好感されている。
前期からの積極的な成長投資の効果でクラウド事業の新規受注が増加しており、主力の楽楽精算は導入社数の増加に加えて、平均単価の上昇効果もあり高成長が持続。人件費や広告宣伝費などは計画を超過したものの、売上高の大幅な伸長で吸収した。
なお、第2四半期累計(4~9月)業績予想は、売上高53億7000万円(前期比31.8%増)、営業利益5億8600万円(同13.7%減)、純利益3億7200万円(同16.1%減)を見込んでおり、引き続き通期予想については非開示としている。
また、同時に発表した7月度の月次全社売上高は、前年同月比36.2%増と高成長を維持しており、これも好材料視されている。なかでも、成長の牽引役である「楽楽精算」は同61.9%増と高水準の伸びとなった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース