チェンジが3連騰、1対2株の株式分割と上期28%営業増益を好感
チェンジ<3962>が3連騰している。午前10時ごろ、6月30日を基準日として1対2株の株式分割を実施すると発表しており、これを好感した買いが入っている。投資単位当たりの金額を引き下げることでより一層投資しやすい環境を整え、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的としている。
また、同時に発表した第2四半期累計(17年10月~18年3月)単独決算で、売上高11億5900万円(前年同期比24.3%増)、営業利益2億100万円(同28.6%増)、純利益1億3500万円(同33.5%増)と大幅増益となったことも好材料視されているようだ。
パブリックセクター向けのAI(人工知能)・RPA(ロボットによる業務自動化)・ロボティクスを活用した業務自動化プロジェクトや、IoT支援、音声AIスピーカーの活用プロジェクト、VR(仮想現実)を利用した教育サービス、地方創生プロジェクトの提供など、前期から今期にかけて準備をしてきた新サービスが寄与。また、既存事業も堅調に推移し業績を押し上げた。
なお、18年9月期通期業績予想は、売上高23億5000万円(前期比18.7%増)、営業利益4億200万円(同21.4%増)、純利益2億7000万円(同17.8%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース