チェンジは大台乗せで上場来高値更新、20年9月期業績予想を上方修正
チェンジ<3962>は急反騰して1万円の大台に乗せ、実質上場来高値を更新している。12日の取引終了後、20年9月期の連結業績予想について、売上高を105億円から110億円(前期比55.9%増)へ、営業利益を26億1900万円から34億円(同3.1倍)へ、純利益を10億2200万円から14億2100万円(同3.8倍)へ上方修正したことが好感されている。
ふるさと納税プラットフォーム「ふるさとチョイス」を運営する子会社トラストバンクで、新型コロナウイルス対策のプロジェクトを多数企画・実行した結果、取り扱い寄付額が想定額を上回ったことが寄与。また、NEW-ITトランスフォーメーション事業で、商材を“With コロナ”時代に最適化したものに変え、投資余力のある法人企業や官公庁をターゲットにしたビジネス展開への転換がスピーディーに進んだことも貢献する見通しだ。
なお、同時に発表した第3四半期累計(19年10月~20年6月)決算は、売上高87億6200万円(前年同期比64.4%増)、営業利益32億8600万円(同4.1倍)、純利益14億1200万円(同5.2倍)だった。
最終更新日:2020年08月13日 10時53分
株探ニュース