セグエグループ<3968>は18日、AI・緻密計算によるインダストリーデータの活用促進プラットフォームを提供するEAGLYSによる第三者割当増資の引き受けを行い、2021年2月に続く追加出資を実施したと発表。

両社は2021年の資本提携以来、大学研究者と共同で研究開発を進めており、これまでに、深層距離学習(Deep Metric Learning、以下 DML)という基礎技術の検証および実用化検証を実施したうえ、DMLを活用した高度な万引き検知システムの試作機を開発。試作機は閉じられた単一店舗での実装を想定しているが、今後は秘密計算を利用し、他の店舗・他社・地域といった範囲で万引き犯の特徴シェアを暗号化したまま計算処理する仕組みを検討している。また、製造品の検品や異常検知などより多くのDMLの活用用途について引き続き研究開発を進めていく方針。

セグエグループは、今回の追加出資により、共同研究をベースとしたソリューション開発、事業開発をより深化させ、DXに資するセキュリティソリューションの創出に挑戦したいとしている。

《NS》

提供：フィスコ

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