SCATは急反落、システム販売の期ずれ響き24年10月期業績予想を下方修正
SCAT<3974>は急反落している。12日の取引終了後、24年10月期の連結業績予想について、売上高を28億400万円から25億8000万円(前期比5.9%減)へ、営業利益を2億4300万円から1億3500万円(同40.8%減)へ、純利益を1億6000万円から9000万円(同43.0%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
第3四半期に入り、予定していたシステム販売案件の多くが来下期にずれ込む見込みとなったことに加えて、大型ユーザーの顧客都合による納品直前キャンセルが響いた。なお、第3四半期累計(23年11月~24年7月)決算は、売上高19億6100万円(前年同期比4.1%減)、営業利益1億2000万円(同33.7%減)、純利益8300万円(同39.6%減)だった。
同時に、期末配当予想を6円から7円へ引き上げると発表した。年間配当予想は13円(前期10円50銭)となる。
株探ニュース