テモナは大幅高、サブスク振興会に不正注文検知サービスをOEM提供
テモナ<3985>が大幅高となっている。同社は10日取引終了後、自社の不正注文検知サービス「ECield(イーシールド)」を、日本サブスクリプションビジネス振興会の共創型不正情報プラットフォーム「SubsCield(サブスクシールド)」にOEM提供したことを明らかにしており、これが材料視されているようだ。
ECieldは、いたずら注文や転売屋注文、アフィリエイト報酬目的の注文など高い広告費をかけても費用回収できない注文を未然に検知するサービス。今回の協業では、テモナのD2C(ダイレクト・ツー・コンシューマー:店舗を持たずにネットで直接消費者に販売するネット通販のスタイル)ビジネスに特化したEC事業者1000社以上へのカート導入実績に裏付けされるノウハウと、サブスク振興会の「SubsCield」を利用するサブスク事業者の不正データを融合させることで、両社の強みを生かし、不正注文対策の強化を実現しているという。
株探ニュース