エコモットはカイ気配で4日ぶりに切り返す、AI活用の融雪装置制御に関する特許取得
エコモット<3987>は全般軟調地合いに抗してカイ気配スタートで4日ぶりに切り返す展開。人工知能(AI)関連株への波状的な買いが続くなか、IoTインテグレーション事業を主力展開し、AI活用に積極的な同社株は折に触れて投資資金による攻勢がみられる。直近では、5日取引終了後にAIを利用した融雪装置の制御に関する特許を取得したことを発表、これが材料視される形で買いを呼び込んでいる。同特許は、エコモットが提供する融雪システム遠隔監視ソリューション「ゆりもっと」で、AIを利用することにより監視オペレーターが制御していたような融雪装置の最適な制御をサポートするというもの。同社の株価は3月29日ザラ場に連続ストップ高で738円の高値をつけた後は大幅調整局面に入っていたが、目先は調整一巡で値ごろ感からの買いも入りやすくなっていた。
株探ニュース