PKSHAが8日ぶり反発、需給先行の売り一巡でHEROZ上場も刺激に
PKSHA Technology<3993>が8日ぶりに反発。ここ下値を探る展開を続けていたが、目先売り物が枯れ満を持して切り返してきた。ディープラーニングを活用して業務効率化を実現するアルゴリズムモジュールとアルゴリズムソフトウエアを開発している会社で人工知能(AI)関連の象徴株ともいえる。
ウーバーテクノロジーズの自動運転車が死亡事故を起こしたことが波紋を呼び、直近トヨタ自動車<7203>が自動運転の公道実験を一時的に中断した。これがトヨタから資本提携関係にあるPKSHAの売り圧力に反映されていた。しかし、これは需給先行の売りであり、時価近辺は値ごろ感からの見直し買いが入りやすい水準にあった。18年9月期は営業利益段階で前期比41.8%増の5億6000万円を見込むが、続く19年9月期について市場では同8~9億円と成長加速を見込む声が強い。AIを活用したネットサービスの企画・開発・運営を手掛けるHEROZが4月20日にマザーズに上場することもあり、AI関連を再び注目する動きもあるようだ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース