トレードワークス<3997>は16日、ペガサス・システムの発行済み株式の一部を取得し、同社を株式交換完全親会社、ペガサス・システムを株式交換完全子会社とする簡易株式交換を行う株式譲渡契約及び株式交換契約を締結したことを発表。

同社は、ペガサス・システムの発行済株式の200株のうち192株（議決権所有割合96％）を野月平憲太郎氏、野月平鈴沃氏、井上陽太氏より、7月6日に3.45億円で譲り受ける。

残り8株は、7月7日に株式交換により取得する。青山トラスト会計が算定を行った結果、同社からペガサス・システムの株主へは、同社の自己株式から15,856株を充当し、ペガサス・システムの普通株式1株に対して、同社普通株式1,982株を対価として割当交付する。会計処理は、のれんの発生が見込まれるが、その金額は現在精査中である。

同社はコア事業の深耕及び次世代金融、新デジタル時代を見据えたテクノロジー・ファースト型の企業成長戦略に取り組んでいる。ペガサス・システムは、システム開発・保守・運用およびサーバー、ネットワーク構築・保守・運用事業を展開している。

同社は、ペガサス・システムの技術力及び人財力と、同社が有する経営資源の最適化・一元化により、必要な経営資源を機動的に相互活用出来る体制を整え、新たなグループ体制を構築し、事業構造改革を推し進め、競争力強化、持続的な成長の実現を図っていく。

《SI》

提供：フィスコ

株探ニュース