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トレードワークス Research Memo(6):実質無借金経営だが、事業拡大のため今後は借入金の活用も検討

特集
2023年9月19日 12時46分

■業績動向

3. 財務状況

トレードワークス<3997>の2023年12月期第2四半期末の資産合計は、前期末比230百万円減少の1,948百万円となった。主な変動要因は、流動資産で現金及び預金が143百万円、仕掛品が34百万円減少した一方で売掛金が45百万円増加した。固定資産ではソフトウエアが40百万円、のれんが14百万円、投資有価証券が51百万円それぞれ減少した。

負債合計は前期末比174百万円減少の541百万円となった。前受金が248百万円減少し、未払法人税等が14百万円、退職給付債務が12百万円それぞれ増加した。純資産合計は同56百万円減少の1,407百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純損失16百万円の計上と配当金支出48百万円により利益剰余金が減少した。

経営指標を見ると、自己資本比率は前受金の減少を主因として前期末の67.2%から72.2%に上昇した。現金及び預金の水準が545百万円とやや減少したものの、実質無借金経営となっており財務内容は健全と判断される。ただ、同社は今後も事業拡大に向けてM&Aも含めた積極投資を行う方針であり、投資資金を金融機関からの借入金で賄っていくことを検討しているため、一時的に自己資本比率が低下する可能性もある。しかしながら中長期的に見れば、収益の拡大とともに財務基盤の強化も進むものと予想される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《YI》

提供:フィスコ

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