すららネット続落、導入校数の減少などで第1四半期営業益36%減
すららネット<3998>が続落し、年初来安値を更新した。同社は前営業日の2日取引終了後、23年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表。営業利益が前年同期比35.9%減の1億4800万円にとどまったことが嫌気されているようだ。
売上高は同2.2%減の5億4600万円となった。新型コロナウイルス感染症拡大による私塾市場の生徒減少や、塾が使用しているEdTech教材の多様化などの影響で、前年同期に比べて導入校数及び利用ID数が減少。利益面では販管費の増加などが重荷となった。なお、通期業績予想については売上高23億2200万円(前期比8.1%増)、営業利益3億9100万円(同17.7%減)とする従来見通しを据え置いている。
株探ニュース