レゾナックが急反発、半導体・電子材料の見通しを引き上げ24年12月期業績予想を上方修正
レゾナック・ホールディングス<4004>が急反発し年初来高値を更新している。16日の取引終了後、24年12月期の連結業績予想について、売上高を1兆3300億円から1兆3600億円(前期比5.5%増)へ、営業利益を280億円から470億円(前期37億6400万円の赤字)へ、最終利益を100億円から250億円(同189億5500万円の赤字)へ上方修正した。
上期において、為替水準が想定よりも円安基調で推移していることに加えて、半導体材料やHDメディアの需要回復が想定以上に進んでいることを反映し、半導体・電子材料セグメントの売上高・営業利益予想を上方修正したことが要因。また、イノベーション材料、ケミカルの両セグメントについても、足もとのナフサ価格の上昇などを反映して売上高・営業利益予想を上方修正した。
株探ニュース