スタメン:TUNAGを軸に高成長継続が期待される
スタメン<4019>は、組織の情報共有や業務DXを実現するオールインワンツールTUNAG(ツナグ)を軸に事業展開する。
TUNAGは社内掲示板や社内チャットでリアルタイムな情報共有を実現する。ワークフローやタスク依頼もスマホから簡単に行え、業務DXを加速させる。またWeb日報やサンクスカードなど社員からの情報発信も簡単でコメント機能もあり、社内交流が促進され、離職率改善にも寄与する。スマホでの利用で最適化が図れるようになっており、飲食・小売・運送・介護・工場など現場をもつ業界の企業で特に支持が高い。
24年12月期業績については、売上高は前期比32.3%増の2,485百万円、営業利益は同82.2%減の29百万円を計画している。売上高が高成長の継続を示す一方、利益はテレビCMや大型展示会出展などの成長投資により減益を見込んでいる。一時的に利益率は低下するものの、TUNAGはSaaS(Software as a Service)モデルにてサービスが提供されており、TUNAG事業のストック売上比率は93.1%と高く、トップラインは高成長継続が期待される。2024年3月末の利用企業数は819社で前年同期の605社から35%増加し、ストック収益は、前年比増加率40%前後の高い水準を維持している。
《NH》
株探ニュース