関電化が大幅反発、電池材料堅調で上期業績予想を上方修正
関東電化工業<4047>が大幅反発している。前週末9日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、売上高を258億円から269億円(前年同期比1.9%増)へ、営業利益を22億円から33億円(同33.5%減)へ、純利益を14億5000万円から22億円(同39.8%減)へ上方修正したことが好感されている。
精密化学品事業部門の電池材料が堅調に推移したことに加えて、設備事業が計画を上回っていることが要因。また、原材料単価や製造固定費が想定を下回ることも寄与するとしている。なお、20年3月期通期業績予想は、売上高は543億円から533億円(前期比3.4%減)へ下方修正したが、営業利益56億円(同40.7%減)、純利益39億5000万円(同39.7%減)の従来見通しを据え置いている。
同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高132億1200万円(前年同期比0.1%減)、営業利益19億3800万円(同27.5%減)、純利益12億5800万円(同36.2%減)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース