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ティアンドエス Research Memo(4):市場規模は13兆円以上、DXを追い風に今後も拡大が予想される

特集
2025年1月14日 12時04分

■ティアンドエスグループ<4055>の市場環境

1. 市場概要

経済産業省の「特定サービス産業動態統計調査」によると、2023年(暦年)の情報サービス業の売上高は前年比6.7%増の16,989,262百万円だった。その中でも、同社の事業活動の対象となる受注ソフトウェア(前年比9.1%増の10,243,033百万円)、システム等管理運営受託(同3.5%増の2,166,013百万円)、その他(同10.9%増の1,010,161百万円)は合計すると約13.4兆円となり、非常に大きな市場であると言える。

また、2011年からの同業界の売上規模は、右肩上がりに成長してきている。2022年は前年の急成長の反動もあり、成長率が4.6%に留まったものの、2023年には再び成長が加速している。コロナ禍を経て加速した非接触への移行や企業のDXなどの潮流を考えると、今後も売上規模は拡大する可能性が高いと弊社は考えている。

2. 競争環境

システムの受託開発を行っているSIerは大企業から中小企業まで非常に多くの企業がある。同社が属する中規模SIerにおいては、それぞれの企業が得意としている領域があり、企業間の競争はそこまで激しくないと言える。半導体ソリューションカテゴリーにおいては、同業のクエスト<2332>も同社の顧客であるキオクシアグループ向けに事業を行っているものの、両社の間でしっかりと担当領域の棲み分けがされている。

また、スイッチングコストの高さもこの業界の特徴だ。同社が手掛けるシステムは、顧客のニーズに特化したオンプレミス型のシステムであることが多く、顧客としては使い慣れたシステムから他社のシステムに切り替える誘因が働きにくい。さらに、大手企業と長年の取引関係がある同社であれば、なおさらスイッチングコストを高く設定できていると弊社は考えている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)

《HN》

提供:フィスコ

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