エネチェンジが続急伸、3月末を基準日として1株を2株に株式分割へ
ENECHANGE<4169>が続急伸している。12日の取引終了後、3月31日を基準日として1株から2株への株式分割を実施すると発表しており、これが好感されている。投資単位あたりの金額を引き下げることで投資家層の拡大を図り、株式の流動性を高めることが目的という。
また、同時に発表した20年12月期決算が、売上高17億1300万円(前の期比35.1%増)、営業利益5300万円(前の期3億2200万円の赤字)、最終損益1600万円の赤字(同2億3800万円の赤字)となり、営業損益が黒字転換したことも好材料視されている。電力切り換え需要の増加や一時報酬単価の上昇を背景にプラットフォーム事業が高成長したことに加えて、大手電力・新電力への主力プロダクトの導入により顧客数が増加し、データ事業が伸長したことも寄与した。なお、21年12月期業績予想は、売上高23億円(前期比34.3%増)を見込んでおり、利益予想は非開示としている。
株探ニュース