エネチェンジがウリ気配切り下げ、EV充電事業巡り外部調査委員会設置
ENECHANGE<4169>がウリ気配を切り下げている。27日の取引終了後、前期に立ち上げたEV充電事業を巡り、外部調査委員会を設置すると発表した。同社が採用したSPC(特別目的会社)のスキームについて、監査法人からSPCを連結範囲に含めるべきとの結論に至ったとの連絡を受けた。SPCを非連結としたこれまでの会計処理に関し、検討過程の検証や内部統制上の課題の調査を進める。これに伴い、同社は24年12月期の連結業績予想を未定に変更しており、業績の下振れを警戒した売りが膨らんだようだ。同社は監査法人の指摘を受け入れ、SPCを連結範囲に含める方針。また、23年12月期の有価証券報告書の提出期限を延長するための申請も検討しているという。
株探ニュース