Sharing Innovations---2Q増収・純利益は黒字化、デジタルトランスフォーメーション事業が好調
Sharing Innovations <4178>は14日、2024年12月期第2四半期(24年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.2%増の25.50億円、営業利益が1.04億円(前年同期は0.00億円の損失)、経常利益が1.03億円(同0.02億円の利益)、親会社株主に帰属する中間純利益が0.64億円(同0.16億円の損失)となった。
デジタルトランスフォーメーション事業の売上高は前年同期比2.0%増の23.56億円、セグメント利益(営業利益)は同100.3%増の2.31億円となった。事業開始からM&Aを推進し、同時にIT人材の採用を行うことで開発体制の拡充を進めてきた。IT利活用の多様化・高度化に伴い拡大するIT需要を取り込み、各種Webシステム開発、スマホアプリ開発、クラウドインテグレーション等の案件を受注している。2024年12月期第2四半期においては、クラウドインテグレーション領域にて、受注ルールの適正化、案件管理の徹底による遅延の発生の抑制等の効果や、高単価・高収益である高難易度・大規模案件の拡大により、収益性が向上した。
プラットフォーム事業の売上高は同7.9%増の2.10億円、セグメント利益(営業利益)は同12.0%減の0.23億円となった。「チャットで話せる占いアプリ-ウラーラ」を主力としたスマートフォン向けアプリの企画・開発・運営などに取り組んでいる。
2024年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.3%増の51.75億円、営業利益が同125.5%増の2.80億円、経常利益が同121.5%増の2.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同311.6%増の1.40億円とする期初計画を据え置いている。
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株探ニュース