Appierは上値指向鮮明、今期増収増益で過去最高業績更新へ
Appier Group<4180>はマドを開けて買われ、上値指向を鮮明としている。13日の取引終了後に23年12月期業績予想を発表し、売上高を前期比31.0%増の254億5400万円、営業利益を前期実績(5000万円)から大幅増となる5億3500万円とした。前期に続き過去最高業績を更新する見通しを示しており、これを好感した買いが集まっている。
引き続きアップセルやクロスセルによる既存顧客からの売り上げ、また新規顧客からの売り上げの拡大を見込む。会社側では、事業規模の拡大に伴い研究開発費など営業費用が増加しているものの、売上高に対する比率が低下しており、コスト構造が改善しているという。配当予想は引き続き無配とした。
同時に発表した22年12月期決算は、売上高が前の期比53.4%増の194億2700万円、営業利益が前の期の赤字から黒字転換となる5000万円だった。
株探ニュース