リケンテクノが大幅続伸、今期最終益・配当予想の増額修正と自己株消却を材料視
リケンテクノス<4220>が大幅続伸し、昨年来高値を更新した。1月31日の取引終了後に24年3月期の連結業績と配当予想の修正を発表。最終利益の見通しは52億円から64億円(前期比40.4%増)に引き上げた。期末配当予想は4円増額して17円とする。更に、発行済み株式総数の約13%に相当する833万8712株の消却の発表により、株式の再放出による潜在的な需給悪化リスクが後退したとあって、買いを集める形となった。
年間配当は29円(前期比4円増配)を見込む。第3四半期累計(4~12月)期間では、自動車市場や外食市場の回復が追い風となったほか、投資有価証券売却益18億8100万円の計上もあって、通期の利益が計画を上回る見込みとなった。売上高の見通しは据え置いた。自己株式の消却は2月9日に予定する。
株探ニュース