クラスターは一時S高、植物由来でエンプラの代替材を開発と報じられる
クラスターテクノロジー<4240>は急伸し一時ストップ高の436円に買われている。今朝の日本経済新聞電子版で、「代表的なエンジニアリングプラスチック(エンプラ)の一つ、ポリアセタール樹脂の代わりとなるバイオマス素材を開発した」と報じられており、これが好材料視されている。
記事によると、ヒマシ油から作ったポリアミドに竹炭を加えることで、ほぼ完全な植物由来ながら耐摩耗性を高めたという。新素材の名称は「PasCom(パスコン)」で、会社側によると高水準のバイオマス材料でありながら、これまでほとんどなかった摺動、耐摩耗に優れ、石油由来のPOM(ポリアセタール)やPA(ポリアミド)の摺動部材代替となりうる特性を持つという。日本有機資源協会(東京都中央区)からバイオマス度95%以上という認定を得ており、すでにサンプル提供を開始している。
株探ニュース