ダイキアクシス---「目黒川みんなのイルミネーション2024」へ 高品質バイオディーゼル燃料を供給
ダイキアクシス<4245>は15日、子会社のダイキアクシス・サステイナブル・パワーが、バイオディーゼル燃料「D・OiL」を「目黒川みんなのイルミネーション2024」にイルミネーションの燃料として供給すると発表。
「目黒川みんなのイルミネーション」は2010年より開催されているエネルギーの地産地消を実現する取り組みであり、同社グループは2022年より「D・OiL」(エコマーク商品)を供給している。本取り組みに供給する「D・OiL」は、近隣地域の飲食店などから回収した使用済み食用油を用いて精製されており、冬の目黒川沿いの桜並木をLEDライトで彩るイルミネーションの燃料として使用される。
本来は廃棄されるはずの使用済み食用油を回収し、バイオディーゼル燃料に再生利用(アップサイクル)することで、「目黒川みんなのイルミネーション」は100%のエネルギー地産地消を実現し、国内外から注目を集めている。
家庭から出る使用済み食用油の多くは再利用されないまま廃棄され、中には生活排水として河川に流されるなど、水質汚染や土壌汚染の要因にもなっている。同社によると「D・OiL」は、使用済み食用油をリサイクルすることで、限りある資源を有効活用でき、水環境の保全にもつながる。植物由来のバイオ燃料は、カーボンニュートラルの考え方により二酸化炭素(CO2)排出量がゼロとみなされることから、CO2削減など「環境価値」の創出にも貢献するとしている。
《AK》
株探ニュース