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ジャストプランニング---システムソリューション・物流ソリューション・その他の売上高及び利益が増加

材料
2024年12月11日 15時31分

ジャストプランニング<4287>は10日、2025年1月期第3四半期(24年2月-10月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.1%増の15.98億円、営業利益が同7.3%減の3.49億円、経常利益が同7.0%減の3.53億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同2.3%減の2.54億円となった。

ASP事業の売上は前年同期比4.0%増の8.00億円、セグメント利益は同0.1%減の6.05億円となった。主に飲食店の売上管理を効率的に行うことができる「まかせてネット」のサービスを提供している。同様に、効率化・生産性の向上が可能な「勤怠管理システム」、「発注管理システム」等のASPシステムを展開している。また、2020年8月より譲り受けた事業のテイクアウト業態向けスマートフォンアプリケーション「iToGo」を切り口に、外食産業のみならず新規需要の獲得を推進してきた。2024年5月に、POS取引データ内の行動ログ等から不正操作をシステム検知し、チェーン全店の大量の取引に対して、日次監査を可能とする「まかせて不正検知」をリリースした。また、2024年6月には、雇用契約、個人情報を含めた各種書類を電子化し、多言語化対応することで外国人スタッフも含めた人事管理データと打刻、シフト管理の勤怠管理を統合的に管理できる人事管理システムである「まかせてHR」をリリースした。2024年8月には、経費精算システム「まかせて経費精算」が、公益財団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)が認証する「JIIMA認証」を取得した。当第3四半期累計期間において、顧客の多様なニーズに合わせたシステム化提案等柔軟な対応を推進してきた。

システムソリューション事業の売上は同2.6%増の0.47億円、セグメント利益は同9.4%増の0.16億円となった。同事業は外食業界の業務システムにおけるソフトウェア受託開発、POSシステム導入におけるシステム設定作業やシステム運用・業務コンサルティングやそれに伴うハードウェア導入、同社POSシステムユーザーに対する消耗品販売等を行っているPOSシステムソリューションから構成されている。当第3四半期累計期間において、システム設備投資の進捗は依然として不透明な状況にある。

物流ソリューション事業の売上は同2.5%増の5.72億円、セグメント利益は同6.7%増の0.85億円となった。外食チェーン企業等に対する物流ソリューションやマーチャンダイズソリューション、本部業務代行等のソリューションサービス事業を展開している。当第3四半期累計期間において、物流ソリューション事業は順調に推移した。

太陽光発電事業の売上は同23.8%減の0.65億円、セグメント利益は同33.8%減の0.34億円となった。2015年2月より栃木県那須塩原市、栃木県那須町にて2拠点、2016年2月より宮城県仙台市にて1拠点において、太陽光発電設備による電力会社への売電事業を行っている。第2四半期累計期間において発生した盗難事故について、係る設備復旧費用及び受取保険金を、当第3四半期累計期間で特別損失及び特別利益に計上している。

その他事業の売上は同25.6%増の1.12億円、セグメント利益は同20.4%増の0.83億円となった。2009年8月より、直営の外食店舗を運営している。同社社員による運営により、店舗運営ノウハウの社員研修、情報システム開発、新システムのテストマーケティング等に活用している。当第3四半期累計期間において、一定の需要回復は見られるものの、円安やエネルギーの高騰によって、店舗コストについては上昇が続いている。一方で、飲食店舗が地上波テレビ番組で紹介されるなど、ポジティブな要因もあった。

2025年1月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.2%増の22.00億円、営業利益が同11.5%増の5.50億円、経常利益が同10.7%増の5.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.3%増の3.77億円とする期初計画を据え置いている。

《AK》

提供:フィスコ

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