ビーマップが急動意で500円台乗せうかがう、トップラインの伸び顕著で東京メトロ関連の思惑も
ビーマップ<4316>が急動意、一時44円高の497円に買われる人気となった。鉄道など交通関連向けを中心にコンテンツの企画・制作のほか、位置情報システムやモバイル端末アプリを開発、無線LAN設置なども手掛ける。業績は不採算事業や開発費の負担などで営業赤字が続いているが、前期からトップラインが急増しており、25年3月期は増収効果を反映し4期ぶりの黒字転換が見込まれている。鉄道事業者との間で商業施設や地方公共団体向けのデジタル切符サービスなど新規事業モデルの構築を進め、今後の収益化が期待される状況だ。株価は5日・25日移動平均線を絡めたもみ合いが続いており、売り物がこなれている。そうしたなか、来週23日に新規上場する東京地下鉄<9023>の関連銘柄の一角として、投資資金が流入しているもようだ。
株探ニュース