TACが買い気配、上期経常を一転47%増益に上方修正
TAC <4319> が買い気配でスタート。10月31日大引け後、20年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の8.1億円→12.5億円に53.4%上方修正。従来の4.4%減益予想から一転して46.5%増益見通しとなったことが買い材料視された。
出版物の返品に係る引当金の純繰入額が想定を下回ったことに加え、広告宣伝費を中心にコスト削減を進めたことで採算が大きく改善した。保険積立金の解約による受取保険金9500万円を計上したことも利益を押し上げた。なお、通期の経常利益は従来予想の3.2億円(前期は4億円)を据え置いた。
株探ニュース