CEホールディングス<4320>は11日、子会社のシーエスアイが、患者が自分の体調を管理し、担当医師との情報共有を促進するスマートフォン向けPHR（Personal Health Record）サービス「からだメモ」と「ドクターメモ」のパイロット実証を9月より開始したことを発表。

シーエスアイは、電子カルテシステムを中心とした医療システム開発と受託システム開発を行っている。からだメモは、患者が自身の健診情報やアレルギーを含む体調管理情報を簡易に入力、電子記録として本人や家族が正確に把握し、診療の際に担当医師に伝達ができる。ドクターメモは、医師が、患者が入力した情報を診療前に参照し、医師個人向けに自動生成された診療メモを用いることによって、患者管理業務の負荷を軽減する。パイロット実証は、聖マリアンナ医科大学の北東功教授の協力・監修の下、あざがみクリニックにて開始された。

からだメモは、患者目線での更なる使い勝手の向上を図り、2024年初めより全国の医療施設に対し無償で利用提供を開始する。ドクターメモは、医療現場における運用性向上に資するサービス提供を段階的に目指していく。

《SI》

提供：フィスコ

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