T&Gニーズが一時16%高、20年3月期営業利益予想を上方修正し一転営業増益へ
テイクアンドギヴ・ニーズ<4331>が急反騰し一時、前週末比161円(15.8%)高の1182円に買われている。7日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、営業利益を40億円から45億円(前期比5.1%増)へ、純利益を17億円から17億5000万円(同23.4%減)へ上方修正し、営業利益を減益予想から一転増益予想としたことが好感されている。
売上高は、国内ウェディング事業の不採算店舗の閉鎖や台風19号の影響などで675億円から660億円(同1.3%減)へ下方修正したが、利益率の高い商品の販売強化などで粗利率が向上した。また、国内ウェディング事業を中心に販管費の効率化を継続的に推進したことも寄与した。
なお、同時に発表した第3四半期累計(19年4~12月)決算は、売上高490億8600万円(前年同期比2.1%減)、営業利益36億4700万円(同5.6%減)、純利益18億1400万円(同20.7%減)だった。
株探ニュース