トリケミカルは強調展開、半導体材料好調で24年1月期営業益2.7倍化へ上方修正
トリケミカル研究所<4369>は強調展開、昨年9月末以来の高値圏に突入している。先端半導体の製造に必須となる高純度化学薬品の多品種少量生産で強みを有し、特に絶縁膜材料では抜群の実績を誇る。中国での旺盛な半導体関連投資需要を背景に、メモリー用半導体向け材料が急増傾向にあり、足もとの収益は会社側想定を上回って好調に推移している。前週末14日取引終了後、25年1月期の業績見通しを上方修正、営業利益は従来予想の39億円から52億4000万円(前の期比2.7倍)に大幅増額した。2期ぶりに過去最高利益を大幅更新する見込みとなった。これを手掛かり材料とする買いを呼び込む格好となっている。
株探ニュース