CINC、前期経常を一転黒字に上方修正
4378CINC【連結】
業績修正PDF
CINC <4378> [東証G] が11月27日大引け後(16:00)に業績修正を発表。23年10月期の経常損益(非連結)を従来予想の3000万円の赤字→7700万円の黒字(前の期は2億9100万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した5-10月期(下期)の経常損益も従来予想の1億1500万円の赤字→800万円の赤字(前年同期は1億5700万円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2023年10月期は、アナリティクス事業の受注が堅調に推移したことにより、売上高が業績予想を上回る見通しで...
会社側からの【修正の理由】
2023年10月期は、アナリティクス事業の受注が堅調に推移したことにより、売上高が業績予想を上回る見通しです。 各段階利益については、アナリティクス事業の受注増による外注費が増加したものの、前述の売上高の増加に加え、マネジメント層の採用遅延により採用費および人件費が抑制されたこと、コスト改善により販管費が抑制されたことにより、営業利益、経常利益及び当期純利益についても業績予想を上回る見通しです。【2024年10月期通期業績予想について】ソリューション事業においては、「Keywordmap for SNS」のサービス縮小により、売上高が減収となることおよびソフトウエア資産化工数が減少することにより、セグメント売上高781百万円、セグメント損失50百万円を見込んでおります。アナリティクス事業においては、マーケティングDXコンサルティングサービスの組織体制の強化のため人件費が増加すること、エキスパートソーシングサービスのサービス提供体制強化のため人件費および広告宣伝費が増加することにより、セグメント売上高1,109百万円、セグメント損失84百万円を見込んでおります。その結果、2024年10月期通期業績は売上高1,871百万円、営業損失134百万円、経常損失135百万円、当期純損失93百万円を見込んでおります。詳細につきましては、2023年12月8日に開示を予定しております「2023年10月期通期決算説明資料」をご参照願います。(業績等の予想に関する注意事項)上記の通期業績予想につきましては、現時点で当社が入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によりこれら予想数値とは異なる場合があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 23.05-10 | 885 | -114 | -115 | -75 | -22.3 | 0 | 2023-06-13 |
単独 |
| 新 23.05-10 | 933 | -7 | -8 | -3 | -0.9 | 0 | 2023-11-27 |
単独 |
| 修正率 | +5.4 | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2023.10 | 1,897 | -29 | -30 | -67 | -19.9 | 0 | 2023-06-13 |
単独 |
| 新 2023.10 | 1,945 | 78 | 77 | 5 | 1.6 | 0 | 2023-11-27 |
単独 |
| 修正率 | +2.5 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 22.05-10 | 953 | 157 | 157 | 115 | 34.5 | 0 | 2022-12-09 |
単独 |
| 予 23.05-10 | 933 | -7 | -8 | -3 | -0.9 | 0 | 2023-11-27 |
単独 |
| 前年同期比 | -2.1 | 赤転 | 赤転 | 赤転 | 赤転 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021.10 | 1,313 | 202 | 190 | 129 | 43.1 | 0 | 2021-12-09 |
単独 |
| 2022.10 | 1,805 | 292 | 291 | 201 | 60.3 | 0 | 2022-12-09 |
単独 |
| 予 2023.10 | 1,945 | 78 | 77 | 5 | 1.6 | 0 | 2023-11-27 |
単独 |
| 前期比 | +7.8 | -73.3 | -73.5 | -97.5 | -97.4 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。