アイピーエス急騰で一気に2000円台回復、フィリピン通信事業好調で上期営業62%増益見込みに
アイ・ピー・エス<4390>が大幅高、一時16%高と値を飛ばし20000円大台を回復した。同社はフィリピンで国際データ通信回線や企業向けネット接続サービスなどを手掛けており、海外売上高比率が7割を占める。一方、国内ではコールセンターなどの格安通話サービスなどで実績を重ねている。前週末9日取引終了後に25年3月期上期(24年4~9月)業績予想の上方修正を発表した。国際通信事業が好調でフィリピン国内海底ケーブルネットワーク関連の通信機器の提供前倒しなどが寄与し収益を押し上げており、営業利益は従来予想の9億5000万円から15億円(前年同期比62%増)に大幅増額した。これを材料に上値を見込んだ投資資金が流入している。
株探ニュース