FIG急騰、ドローン分野での展開力とクラウド型配車システムに思惑
FIG<4392>が急騰、10%を超える上昇で360円台まで駆け上がった。8月下旬以降下値切り上げ波動を続けてきたが、きょうは売買代金急増のなか大陽線を示現し2月上旬の急落で開けたマドを一気に埋める戻り足をみせた。株価が300円台と低位にあるが、信用買い残の整理が進み、上値の軽さが意識されている。自動搬送ロボットに注力姿勢をみせるほか、最近はドローン分野での展開を強め、直近では同社グループ会社が世界的なドローンメーカーである台湾のALIGN社の国内販売代理店にも認定された。また、クラウド型のタクシー配車システムも手掛けており、岸田政権による「ライドシェア」の導入検討が伝わるなか、同関連株としても視線を集めているもようだ。なお、会社側ではライドシェアに関して現状はノーアイディアとしている。
株探ニュース