バンクオブイが急伸、「メメントモリ」課金高減少も株価底打ち感を意識
バンク・オブ・イノベーション<4393>が急伸している。5日取引終了後、スマートフォン・パソコン向けゲーム「メメントモリ」について、12月度の課金高(速報値)が20億円だったと発表した。11月度の28億円から減少した。これをネガティブ視した投資家の売りに押され下げに沈む場面があったが、課金高の減少はある程度は織り込まれていた。5日移動平均線と25日移動平均線のゴールデンクロスが視野に入るなか、下値拾いを目的とした個人投資家の買いが支えとなったようだ。
「メメントモリ」の12月度の広告宣伝費は8億円と前月度の9億円から減少。12月31日時点のダウンロード数は194万件。10~12月度の累計課金高は81億円、累計広告宣伝費は20億円となった。
同社株について市場では「昨年末までの株価下落を背景に売り物が減少したとみられ、チャートも底打ちの兆しを感じさせる形となっている。短期の値幅取りを狙う投資家の買いも集まりやすい」(国内証券アナリスト)との声が出ていた。
株探ニュース