BBSecが大幅高、新型コロナの感染再拡大懸念でテレワーク関連に物色の矛先
ブロードバンドセキュリティ<4398>が急反発、一時270円強の上昇で3190円まで買われた。欧米で新型コロナウイルス感染者数が再び増加傾向を強めており、日本国内でも、気温の低下とともに新型コロナ感染拡大への警戒感が強まってきた。企業ではテレワークによる業務シフトへの動きが加速するなか、同分野でのサービスを展開する企業に物色の矛先が向いている。同社は前週12日に情報セキュリティー製品の販売を手掛けるフーバーブレイン<3927>との業務提携を発表し、企業のテレワーク環境の構築支援に一段と傾注する構えをみせており、時流に乗る銘柄として脚光を浴びている。また、強みとする情報セキュリティー分野では、大日本印刷<7912>と人材育成を含め展開力強化を目的に資本・業務提携している。業績も高成長トレンドにあり、21年6月期は営業17%増益を見込む。
株探ニュース