BBSecが急反発、プラスゼロとセキュリティー分野で協業
ブロードバンドセキュリティ<4398>が急反発している。13日の取引終了後、pluszero<5132>と共同し、AI分野におけるサイバーセキュリティー分野への取り組みを強化することで合意したと発表しており、好材料視されている。両社は今後、AI開発会社やAIサービス事業者向けにセキュリティー監査・各種ガイドラインの準拠・管理体制整備の支援やAI利用企業向けのセキュリティー及びプライバシー教育の実施、AIを活用した企業リスク算定モデルの共同研究などで協業するという。
また、同時に発表した第2四半期累計(23年7~12月)単独決算が、売上高32億9200万円(前年同期比10.6%増)、営業利益4億600万円(同21.9%増)、純利益2億7100万円(同4.8%増)と大幅増益となったことも好材料視されている。
セキュリティー監査・コンサルティング、脆弱性診断、情報漏えいIT対策の各事業とも好調に推移。なかでも情報漏えいIT対策事業は、定常収益の積み上げに加えて、クレジットカード関連システムの更改案件などにより大幅に伸長した。
なお、24年6月期通期業績予想は、売上高65億円(前期比10.1%増)、営業利益6億5000万円(同22.2%増)、純利益4億4000万円(同5.6%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース