サイエンスAが大幅続落、23年8月期営業損益予想を赤字幅拡大へ下方修正
サイエンスアーツ<4412>が大幅続落している。前週末14日の取引終了後、23年8月期の単独業績予想について、営業損益を1900万円の赤字から9000万円の赤字(前期1100万円の黒字)へ、最終損益を1900万円の赤字から9600万円の赤字(同900万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。
アクセサリー売上が好調に推移していることで、売上高は7億2700万円から7億6200万円(前期比15.5%増)へ上方修正したが、8月に予定している本社移転に伴う費用が約4000万円発生するほか、販管費が計画を上回る見通しであることや、サービスの安定稼働のためのシステム増強投資を行ったことなどが要因としている。
同時に発表した第3四半期累計(22年9月~23年5月)決算は、売上高5億5200万円(前年同期比22.1%増)、営業損益3100万円の赤字(前年同期400万円の黒字)、最終損益3600万円の赤字(同100万円の黒字)だった。
株探ニュース