フレクトはカイ気配で水準切り上げ、23年3月期は一転営業増益予想で過去最高更新へ
フレクト<4414>が寄り付き大口の買い注文に商いが成立せず、カイ気配スタートで株価水準を切り上げている。クラウドソリューション事業を手掛けるが、企業の旺盛なデジタルトランスフォーメーション(DX)需要を追い風に、会社側の想定を上回る案件獲得が進んでいる。18日取引終了後、23年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の2億100万円から2億6100万円(前の期比2%増)に増額し、減益予想から一転増益見通しに変わった。前の期に続く過去最高益更新となる。これを受けて投資資金が集中した。株価は2月上旬から3月中旬にかけて急落し、その後は大底圏でのもみ合いが続いていたこともあり、時価は値ごろ感からの買いが誘導されやすいタイミングにあった。
株探ニュース