Amaziaは急落、第3四半期営業利益は2.4倍
Amazia<4424>が急落している。11日の取引終了後に発表した第3四半期累計(19年10月~20年6月)単独決算は、売上高53億9400万円(前年同期比2.3倍)、営業利益7億7000万円(同2.4倍)、純利益5億1500万円(同2.4倍)と大幅増益となったが、通期計画に対する営業利益の進捗率が86%となったにもかかわらず通期予想の上方修正がなかったことで、失望売りが出ているようだ。
第3四半期決算は、巣ごもり消費などの需要効果に加えて、積極的なマーケティング活動が奏功し、「マンガBANG!」のMAU(月間アクティブユーザー数)が大幅に増加したことが牽引した。また、前期同様、ゴールデンウイークに向けて人気作品を集中配信したことで、課金収益KPI(決済率、ARPPU)や広告収益KPI(利用日数)が堅調に推移したことも寄与した。
なお、20年9月期通期業績予想は、売上高73億4000万円(前期比2.2倍)、営業利益9億円(同2.2倍)、純利益6億800万円(同2.0倍)の従来見通しを据え置いている。
最終更新日:2020年08月12日 10時20分
株探ニュース