シノプスが急反発し年初来高値を更新、伊藤忠との実証実験開始を材料視
シノプス<4428>が急反発し、年初来高値を更新した。17日、伊藤忠商事<8001>とともに、食品デマンド・チェーン・マネジメントの実証実験を、スーパーマーケットを運営するウオロク(新潟市中央区)で開始したと発表し、材料視されたようだ。
小売業の需要予測データを卸売業や製造業につなげてサプライチェーンの最適化を目指す。シノプスで算出した店舗の需要予測データを活用し、物流センターの稼働効率の向上を図るとともに、特売品の需要予測を14日先まで行い、従来は数日前に確定していた卸売業者への発注を14日前に確定させる。これにより、在庫調整業務の負荷低減や過剰在庫、欠品などのリスク抑制につなげる。
株探ニュース