東海ソフトが大幅反落、第3四半期営業利益11%減を嫌気
東海ソフト<4430>が大幅反落している。2日の取引終了後に発表した第3四半期累計(20年6月~21年2月)単独決算が、売上高48億6700万円(前年同期比1.1%減)、営業利益3億5700万円(同11.1%減)、純利益2億6300万円(同9.0%増)と営業減益となったことが嫌気されている。
新型コロナウイルスの感染拡大による受注環境への影響は第3四半期以降、正常化に向かっているものの、組み込み関連事業をはじめ各事業で影響がみられたことに加えて、金融・公共関連事業で、一部の開発要員を製造・流通及び業務システム関連の開発に振り分けたことが響いた。
21年5月期通期業績予想は、売上高69億円(前期比2.5%増)、営業利益5億1800万円(同1.6%増)、純利益3億9000万円(同3.4%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース