Welby、前期最終は赤字拡大へ
4438Welby【連結】
業績修正PDF
Welby <4438> [東証G] が1月31日大引け後(16:00)に業績修正を発表。24年12月期の連結最終損益は8億円の赤字(前の期は5億円の赤字)に赤字幅が拡大する見通しと発表した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
1.売上高については、疾患ソリューションサービスにおいて、主要顧客である外資系製薬企業の決算が集中する第4...
会社側からの【修正の理由】
1.売上高については、疾患ソリューションサービスにおいて、主要顧客である外資系製薬企業の決算が集中する第4四半期会計期間に売上が顕著に大きくなるという当社の業績の季節的変動性がある中、同四半期に売上高を実現するための営業及び納品を進める過程で、期初より予定していた製薬会社の依頼によるPHR(※)サービス及び当社のPHRプラットフォーム案件の受注見込みのズレ、また案件長期化による受注遅れ、及び期中における新規案件の積み上げ不足等により社内予想607百万円より200百万円減少し407百万円となる見込みとなりました。PHRプラットフォーム案件については、主要な機能開発は終了しているため、今後は開発コストを限定しながら安定的な収益を実現できる見込みです。2.Welbyマイカルテサービスにおいては、株式会社Welbyヘルスケアソリューションズにおける保険者向け事業開発の遅れ、当社においてヘルスケア事業に新規参入する企業に対して当社のPHRプラットフォームを提供する営業活動を実施しておりましたが、案件の受注リードタイムが当初想定より長期化したことによる受注遅れ、及び一部想定していた案件の見込みのズレにより社内予想564百万円より444百万円減少して120百万円となる見込みとなりました。株式会社Welbyヘルスケアソリューションズにおいては、既に複数の健康保険組合のみなし健診への参画が決定しており、今後は自治体も含めて参画する保険者数が拡大していく見込みです。また、当期に獲得したみなし健診承諾医療機関とそれに紐づくみなし健診対象者を来期以降も活用できるため、損益分岐点を超えれば利益率が高くなる見込みです。売上総利益については、売上高の減少により減少しましたが、売上総利益率としてはPHRプラットフォーム基盤の継続強化のための開発投資による開発コストの低減により社内予想より3.9%良化し、71.9%となる見通しとなりました。以上の結果、連結売上高、連結営業利益は上記のように前回予想を下回る見通しとなりました。※「PHR」とは、個人によって電子的に管理される自らの健康・医療情報のことを指します。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 24.07-12 | 988 | 143 | ー | ー | - | 0 | 2024-08-13 |
連結 |
| 新 24.07-12 | 343 | -347 | -347 | -501 | -61.5 | 0 | 2025-01-31 |
連結 |
| 修正率 | -65.3 | 赤転 | - | - | - | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2024.12 | 1,173 | -164 | ー | ー | - | 0 | 2024-08-13 |
連結 |
| 新 2024.12 | 528 | -654 | -655 | -804 | -98.6 | 0 | 2025-01-31 |
連結 |
| 修正率 | -55.0 | 赤拡 | - | - | - | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 23.07-12 | 361 | -153 | -153 | -235 | -30.0 | 0 | 2024-02-14 |
連結 |
| 予 24.07-12 | 343 | -347 | -347 | -501 | -61.5 | 0 | 2025-01-31 |
連結 |
| 前年同期比 | -5.0 | 赤拡 | 赤拡 | 赤拡 | 赤拡 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022.12 | 1,050 | 60 | 73 | 33 | 4.3 | 0 | 2023-02-10 |
単独 |
| 2023.12 | 575 | -437 | -438 | -505 | -64.5 | 0 | 2024-02-14 |
連結 |
| 予 2024.12 | 528 | -654 | -655 | -804 | -98.6 | 0 | 2025-01-31 |
連結 |
| 前期比 | -8.2 | 赤拡 | 赤拡 | 赤拡 | 赤拡 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。