バルテスHDはS安ウリ気配、今期下方修正を嫌気
バルテス・ホールディングス<4442>はストップ安ウリ気配。14日取引終了後に24年3月期連結業績予想の下方修正を発表。売上高を111億7800万円から103億6000万円(前期比14.4%増)へ、営業利益を12億2800万円から8億2000万円(同15.4%減)へ引き下げており、これを嫌気した売りが膨らんでいる。
ソフトウェアテスト事業で人員不足により大型案件の受注が停滞していることが要因。また、Web/モバイルアプリ開発事業とオフショア事業において、一部案件で直接収益に結びつかない工数が増加し稼働率が低下したことも響く。なお、同時に発表した第3四半期累計決算は、売上高が76億6900万円(前年同期比17.1%増)、営業利益が5億3300万円(同34.6%減)だった。
また、15日朝方に自社株買いの実施を発表した。取得上限は40万株(自己株式を除く発行済み株数の2.0%)、または3億円。期間は2月20日から6月30日まで。
株探ニュース