JMDCがカイ気配を切り上げ、オムロンが1株5700円でTOB実施し連結子会社化
JMDC<4483>がカイ気配を切り上げている。オムロン<6645>が前週末8日の取引終了後、持ち分法適用会社であるJMDCの連結子会社化を目的に、TOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。買い付け価格は1株5700円。オムロンによるTOB価格を意識した買いが集まったようだ。
TOBの後もJMDCの上場は維持される予定。同社の医療領域でのビッグデータとともに、オムロンは自社のヘルスケア部門でのアセットを活用し、中期的な企業価値の向上につなげる。買付予定数は1500万株を上限に設定し、下限は1203万6700株とする。買付期間は9月11日から10月10日まで。JMDCはTOBに賛同の意見を表明した。
株探ニュース