JTOWERがストップ高、国内大手証券は高い潜在成長力を評価 上場2日目
JTOWER<4485>がストップ高。同社は18日に東証マザースに新規上場しており、きょうで上場2日目。初値は公開価格1600円を64%上回る2620円となり、終値は2600円で初日の取引を終えた。この日は、買い人気が膨らみ値幅制限いっぱいとなる3100円カイ気配となっている。
通信インフラシェアリングを主な事業としており、従来は携帯キャリア各社が単独で行ってきた携帯基地局関連インフラに関連する装置、アンテナ、工事、構築物、電源、ファイバーなどの設備投資を同社のグループで一本化し、各社へシェアリングする事業を国内外で展開している。大和証券は18日、「日本におけるインフラシェアリングのパイオニア」と紹介。通信キャリアの設備投資効率化が同社の事業拡大機会となると指摘している。5G普及に伴う通信設備の更新も追い風になるとみており、同社の成長ポテンシャルは高いとみている。20年3月期の連結営業損益は1億6500万円の赤字予想だが、21年3月期は5億4000万円へ黒字転換し、22年3月期には17億6100万円に急拡大すると予想している。
株探ニュース